結婚による改姓と仕事

結婚によって、女性の仕事ライフに影響することはいくつかあると思いますが、そのひとつに改姓、旧姓使用といった、名字のことがあります。
日本ではほとんどの場合、女性の方が相手の男性の名字に改姓するのが日本の慣例になっています。(元同僚で、自分の名字は珍しくない、相手の名字の方が少しレアだということ、また、男女平等だということで、あっさり奥さんの姓に改姓した方が一人いらっしゃいましたが…。)
そういうわけで、働く女性も結婚により改姓をすることになる場合がほとんどです。しかし、最近は、職場内では旧姓を通称することができるように制度を整える職場も増えていると聞きます。私の元職場もそうでした。
ところが、多くの場合、職場にいる限り全て旧姓を名乗れるわけではありません。例えば給与は振込先の金融機関の名義が改姓されますから、給与明細は戸籍名、社会保険も、その性質上戸籍名としなければならないです。場面場面によって、旧姓と改姓後の姓を使い分けねばならず、かえってややこしい感じもします。
しかし、特に知名度、名前を看板として仕事をするようなケースにおいては、やはり姓を変えたくない、変えると不利益があるのも事実です。普通の仕事でも、一定期間使ってきた名前を変えるのは抵抗がある人もいるでしょう。

女性の仕事場面に限らず、男性でたとえば養子縁組をした人なども、同じように困ることがあると思います。
いわゆる選択的別姓制度の導入がなされれば、ずいぶんこの問題の大きな改善になるでしょうし、もしそれが無理でも、社会保険や金融機関の制度が変われば…、それが変わらないなら職場の方で工夫をするとか…そういったことで、結婚による改姓で、仕事上の不利益などを回避し、なおかつスムーズな職場ライフになるようになればいいと思います。